ミステリアスで優雅なイメージが強いが、その素顔は恐ろしいほどの努力家であり苦労人だ。幼少期に病気で長期入院を余儀なくされ、死と隣り合わせの恐怖を味わった経験が、彼の人生観の根底にある。
上京前後の下積み時代は極貧そのものだった。京都でのドラム演奏やスタジオミュージシャンとしての活動期には、満足な食事も摂れず、機材車やスタジオの床で寝起きする日々を過ごしたという。電気や水道が止められるほどの貧困生活を経験しながらも、絶対に妥協せず、1日十数時間のハードな練習を自身に課し続けた。この過酷な時代に培われた圧倒的なメンタリティこそが、彼の原点だ。