野球の打点と得点の違いとは?プロが明かす定義と記録の盲点

野球の打点と得点の違いとは?プロが明かす定義と記録の盲点

野球の打点と得点の違いとは?プロが明かす定義と記録の盲点について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

球場のバックネット裏最上段に位置する公式記録員室。そこでは、グラウンドで交錯する選手の激しい動きを一瞬も見逃すまいと、張り詰めた緊張感の中でペンが走っています。元NPB公式記録員の手記やベテラン記録員の証言によると、最も神経をすり減らすのは「打点を与えるかどうかのボーダーライン上にある打球処理」だといいます。

「内野手が一塁へ悪送球した際、もし通常の送球であっても三塁走者がスタートを切って本塁を陥れていたか。打球の深さ、走者のスタートのタイミング、走者の足の速さを瞬時に脳内でシミュレーションし、打者の打撃能力による生還か、守備のミスによる生還かを判断する。記録員の一打席へのジャッジが、選手の年俸交渉や生涯記録を左右する重圧がある」と現場の記録員は吐露しています。

アマチュア野球や少年野球の指導者・保護者にとって必須知識となるのが、野球スコアブックの正しい付け方詳細まとめです。スコアブック上における打点と得点の記入ルールは厳格に差別化されています。

走者が本塁に生還した際、該当する走者のマス目中央に描かれたひし形(ダイヤモンド)の内側を、黒または赤のペンで塗りつぶすことで「得点」が成立します。一方、打点を叩き出した打者のマス目には、打球方向や安打記号(「7」ならレフト前安打、「5-4-3」ならサードゴロ併殺打など)を記した脇に、黒丸「●」または「1」という数字を小さく添えるのが日本標準の早稲田式・慶応式スコアブック共通の記号法です。この記号を落としてしまうと、試合終了後にボックススコアを集計する際、チーム総得点と個人打点の合計数が一致しなくなり、記録の整合性が破綻してしまいます。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。