週刊少年ジャンプの連載作品でありながら、競合他誌である「週刊少年サンデー」を称えるかのような台詞に改変された経緯には、2000年代後半のインターネット掲示板文化が深く関わっています。
当時の画像掲示板(ふたば☆ちゃんねるや2ちゃんねるのニュース速報VIP等)では、日曜日の早朝や土曜日の深夜になると、休日が始まった解放感を表現するための「ネタ画像」が盛んに投稿されていました。その中で、跡部景吾の流麗なポージングと自信に満ちた表情、そしてフォントの収まりの良さに着目した何者かが「ECSTASY」の文字列を「SUNDAY」へと巧妙に打ち替えたのが発端とされています。
「ジャンプのキャラがサンデーと言っている」というシュールな構図と、跡部景吾というキャラクターが持つ独特の説得力が融合した結果、瞬く間に「日曜日を迎えた喜びを報告する汎用画像」として定着しました。悪意のある改変ではなく、作品とキャラクターへの親しみから生まれたネットスラングの代表格です。