100円均一の2大巨頭であるセリアとダイソーですが、シール台紙の設計思想には明確なターゲットの違いが存在します。
ダイソーの強みは「圧倒的なボリュームと入数の多さ」です。シンプルな白無地のノートタイプや大容量の剥離紙ノートを展開しており、コストパフォーマンスを最優先する子ども用や作業用の仮置き場として無類の強さを誇ります。ただし、表紙デザインが実用本位であったり、台紙自体がやや薄手でシワになりやすい傾向があります。
対するセリアの強みは「デザインの洗練度とリフィル展開の柔軟性」です。くすみカラーや半透明フロスト素材のバインダー、シンプルで主張しない罫線なしの台紙など、大人のデスク周りに置いても違和感のないプロダクトデザインを徹底しています。紙厚もダイソー製品よりわずかに厚めに設定されており、硬めのPETシールや立体的なエポキシシールを貼っても台紙が反り返りにくいのがアドバンテージです。
実用性重視でとにかく枚数を求めるならダイソー、見せる収納や長期保存、推し活グッズとしての美観を求めるならセリアという棲み分けが成立しています。