筋トレ後の筋肉痛で体重が増える謎|脂肪ではない医学的理由と戻る期間

筋トレ後の筋肉痛で体重が増える謎|脂肪ではない医学的理由と戻る期間

筋トレ後の筋肉痛で体重が増える謎|脂肪ではない医学的理由と戻る期間の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。

筋肉痛による一時的な体重増加に直面した際、誤った情報や焦りから間違った対処をしてしまうと、ダイエットの停滞や体調不良を招くことになります。特に避けるべき3大NG行動を解説します。

NG行動①:むくみを恐れて「水分摂取を控える」
「体がむくんで体重が増えたから」と水を飲むのを控えるのは最大の悪手です。脱水状態に陥ると、体は生命維持のためにかえって水分を排泄せず溜め込もうとするホルモン(抗利尿ホルモン)を分泌します。さらに血流が悪化して筋修復に必要な栄養素が届かず、筋肉痛が長引く原因になります。1日1.5〜2.0Lの常温の水をこまめに補給し、循環を促すことが早期回復の鍵です。

NG行動②:焦りによる「過度なカロリー制限・絶食」
増えた体重を即座に相殺しようと、翌日の食事を極端に減らしたり糖質・タンパク質をカットしたりする行為です。修復中の筋肉に栄養が届かないと、体は自らの筋組織を分解してエネルギーを生み出す「カタボリック(筋分解)」を起こします。結果として代謝が落ち、将来的に太りやすく痩せにくい体質を作ってしまいます。

NG行動③:毎日体重計に乗って一喜一憂する「スケール依存症」
短期間の体重の増減に感情を支配されてしまう心理状態です。水分量の揺らぎでしかない数値を「努力の成否」と結びつけると、過度なストレスホルモン(コルチゾール)が分泌され、インスリン抵抗性の上昇や脂肪蓄積を促してしまいます。筋肉痛が出ている期間は「意図的に体重計に乗らない」という割り切りが重要です。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。