昭和記念公園を訪れる際、多くのガイド記事が「JR青梅線・西立川駅から徒歩すぐ」と案内しています。確かに西立川口ゲート自体は駅の改札を出て目の前に位置していますが、ここには初心者が必ず陥る大きな罠が存在します。
国営昭和記念公園の総面積は約180ヘクタール。西立川口ゲートから最深部の日本庭園までは、園内の舗装路を歩いて約1.5km〜1.8km、大人の足でも片道20〜25分ほどかかります。途中で広大な「みんなの原っぱ」や「水鳥の池」を経由するため、行きは景観を楽しめても、庭園を回遊した後の帰り道では足腰に激しい疲労が押し寄せます。「日本庭園に着いた時点ですでに体力を使い果たしていた」という声がネット上に散見されるのはこのためです。
この体力的負担を劇的に解消する裏ワザが、公園北側に位置する「砂川口(すながわぐち)ゲート」の利用です。砂川口から日本庭園までは徒歩わずか7〜8分。平坦なアプローチを進むだけで、園内の大混雑に巻き込まれることなく庭園の正門に到達できます。
砂川口へのアクセスは、西武拝島線「武蔵砂川駅」から徒歩約20分、または立川駅北口から路線バスを利用して「砂川口」停留所で下車する方法があります。さらに車を利用する場合、西立川口や立川口の駐車場が早朝から大渋滞するのに対し、砂川口駐車場は比較的スムーズに入庫できるケースが目立ちます。日本庭園を主目的に据えるのであれば、砂川口ゲートを起点にするルートこそが、最も賢い混雑回避ルートです。