つけっぱなしピアスを愛用する人たちが口を揃えて悩む隠れた問題が、ピアスホールから漂う独特のチーズのような悪臭です。一見清潔に見えても、外したピアスの軸を嗅ぐと強い臭いにショックを受ける利用者は少なくありません。
この異臭の正体は、ホール内に蓄積した「皮脂」「剥がれ落ちた古い角質」「シャンプーカス」が混ざり合い、皮膚の常在菌によって分解・酸化されたものです。耳裏やホール周辺は汗腺や皮脂腺が多く、放置すると垢が固着して雑菌の温床となります。
臭いを防ぎ、清潔な状態を維持するための対策は至ってシンプルです。
- 入浴時の泡洗浄:毎日の洗顔や洗髪の際、たっぷりの泡を耳元に乗せ、こすらず優しくシャワーで洗い流す。
- 週に1度の拭き取りケア:ホールが完成している場合は週に1回ピアスを外し、軸の皮脂汚れをティッシュや布で丁寧に拭き取る。
- 市販のホール専用フロスの活用:専用の和紙製フロスを用いて、ホール内部に溜まった老廃物を定期的に掻き出す。
ピアス本体も、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で定期的に浸け置き洗いすることで、皮脂膜の酸化による金属表面のくすみと悪臭を同時にリセットできます。