結婚によって平穏な生活を手に入れたかに見えた中武佳奈子ですが、現実はさらなる過酷な試練を彼女に課すことになります。最大の障壁となったのが、幼少期から二人三脚で芸能活動を支えてきた実母との関係でした。
子役時代、彼女のマネジメントや現場同行を精力的にこなしていた母親はいわゆる「ステージママ」であり、娘の芸能活動に人生のすべてを捧げていました。そのため、娘が芸能界を引退して家庭に入るという選択を到底受け入れることができず、結婚の報告を受けた実母は「もうあなたは死んだものとします」という衝撃的な言葉を言い渡し、親子の縁を完全に断ち切ったと報じられています。
さらにその後、避難場所であった結婚生活も破綻を迎え、旦那との離婚が成立。後ろ盾も実家の支援もない孤立無援の状態で幼い息子を引き取った彼女は、極度の困窮に陥りました。一時は家を失い、所持金が底をつくようなホームレス同然の極限状態を経験したことも本人の口から明かされています。それでも彼女は、シングルマザーとして息子の生活を守るため、昼夜を問わず働き続け、泥臭く生活を立て直していきました。