東海道新幹線ひかりの時刻表を読み解く上で欠かせないのが、日中1時間あたり2本運行されているダイヤの停車パターンです。東海道区間におけるひかりは、主に以下の2系統に大別されます。
① 静岡・浜松停車タイプ(岡山・広島発着系統など):
東京を出発後、品川・新横浜に停車し、静岡および浜松に停車。その後は名古屋、京都、新大阪へと進みます。のぞみが通過する静岡県内の政令指定都市と首都圏・関西圏を高速で直結する役割を担っています。
② 小田原・豊橋・岐阜羽島・米原停車タイプ(新大阪発着系統):
東京発車後、神奈川・愛知・岐阜・滋賀の中間駅を千鳥式に補完停車する系統です。各駅停車のこだまでは時間がかかりすぎる区間を快速連絡する設計となっています。
鉄道アナリストや関係者の分析によると、静岡県内の主要駅にひかりが確実に停車する背景には、県内約350万人の広大な後背人口と旺盛なビジネス・観光需要があります。のぞみの全列車通過に対する利便性補償と、東海道メガロポリス構造のバランスを保つための極めて合理的なダイヤ編成となっています。