県立広島大学を目指す上で見逃せないのが、推薦入試(学校推薦型選抜・総合型選抜)の募集枠の広さと、公立大学ならではの優れた学費体系です。
定員の約4割から5割が年内の推薦入試枠に割り振られており、一般選抜の一発勝負だけでなく複線的な挑戦が可能です。推薦入試の対策では、各学部が提示するアドミッション・ポリシーの理解が不可欠となります。特に地域創生学部では、広島県内の地域課題(過疎高齢化、地域産業の活性化、観光振興など)に対する問題意識と自らの提言を論述させる小論文や、深い口頭試問が課されます。日頃から地域ニュースに目を通し、論理的な文章構成力を養うことが突破の鍵です。
学費面における経済的メリットも絶大です。公立大学の標準的な学費設定が適用されており、初年度の入学金は広島県内居住者であれば282,000円(県外者は394,800円)、年間授業料は535,800円に据え置かれています。私立大学の文系・理系・医療系学部と比較した場合、4年間の総学費差は数百万円単位に達します。
国の「高等教育の修学支援新制度」による授業料等減免や給付型奨学金の対象校であるほか、大学独自の奨学金制度や緊急支援策も整備されており、経済的な理由で進学を断念することのないセーフティネットが敷かれています。