世界中のオカメインコ愛好家から「入門曲の金字塔」として語り継がれているのが、ウォルト・ディズニーが生んだ不朽の名作「ミッキーマウス・マーチ」だ。国内外問わず、多くのインコがこの曲を最初のレパートリーとして選択している。
理由はその明快なスタッカートと、ド・ミ・ソを基調とした親しみやすい和声進行にある。「ミ・ッ・キ・ー・マ・ウ・ス」と刻まれる歯切れの良いリズムは、鳥にとって音の区切りを捉えやすい。一音一音がはっきりと独立しているため、音程のズレを自己修正しやすいのだ。飼い主が口笛で陽気に吹いて聴かせるだけで、早ければ一週間足らずでサビの頭を口ずさみ始める個体も珍しくない。