彼女のキャリアを語る上で、1980年代のカルビーのCMは今なお語り草だ。「100円でカルビーポテトチップスは買えますが……」というフレーズとともに見せた切なくも可憐な表情は、全国の視聴者の心を一瞬で掴んだ。
大手芸能事務所の太田プロダクションに所属し、ドラマや映画、バラエティ番組へと引く手あまたとなった彼女。当時のメディアは、時折見せる素直すぎる発言や自由奔放な立ち振る舞いを捉えて「ぷっつん女優」というラベルを貼った。しかし、それは決して計算されたタレント像ではなく、感受性が豊かすぎるゆえの純粋さの表れだったと言える。彼女の素顔は、繊細で誠実な一人の表現者そのものだった。