アニメーション制作を担当する株式会社ボンズの手によって、彼の格闘アクションは目を見張るほどの映像美へと昇華された。作画陣がこだわり抜く重厚な肉弾戦の描写は、能力バトル主体の作品において異色の凄みを放っている。尻尾のしなりや体重移動の細部までリアルに表現されたヒーローアクションは、作中屈指のクオリティを誇る。
そして、そこに命を吹き込む声優・三好晃祐の演技が見事な化学反応を起こしている。過度に主張しすぎず、しかし意志の強さを秘めた低めのトーンは、彼の愚直で硬派なキャラクター性を完璧に表現。強敵との戦闘で見せる必死の叫びや、仲間を気遣う静かな一言に、多くのファンが魅了されてきた。