着圧ソックスの効果は、単なるプラセボ効果ではない。世界的な医学文献データベースPubMedに収載された複数の臨床研究において、段階的着圧ソックスの着用が静脈還流を促進し、夕方の下肢容積の増加(むくみ)を統計的に有意に抑制することが実証されている。
日本国内でも、かつてNHK『ガッテン!』足むくみ解消プロジェクトなどの情報番組で、着用時と非着用時における脚の太さや自覚症状の変化が実験検証され、大きな反響を呼んだ。適切な圧力をかけることで、皮下組織に溜まった余分な水分が静脈やリンパ管へと押し戻され、結果として脚のラインが引き締まることが確認されている。
ただし、ここで留意すべきは「着圧ソックスで脂肪が燃焼して細くなるわけではない」という点だ。美脚効果の本質は、飽くまで滞留していた水分の排泄促進による一時的な体容積の正常化である。