痛みの原因は内臓の疾患ばかりとは限らない。身体をひねった瞬間や、深呼吸・咳をした際に肋骨に沿って「ピリッ」「チクッ」と走る鋭い痛みは、肋間神経痛特有の症状だ。ストレスや姿勢の乱れ、帯状疱疹の初期症状として現れることも多く、内臓の痛みとは異なり特定の動作で増悪しやすい。
長時間のデスクワークや急な運動による腹斜筋の筋膜炎(筋肉痛)も、横腹の痛みの主要な要因だ。触ると痛む場所が明確であったり、体幹のストレッチで痛みが変化したりする場合は筋肉や神経由来の可能性が高い。ただし、自己判断で筋由来と決めつけるのはリスクを伴うため、痛みの推移を注意深く観察することが肝要だ。