時代は巡り、2010年代にリメイクされた『イタズラなKiss〜Love in TOKYO』シリーズは、アジア全域で爆発的な大ヒットを記録した。ここで入江直樹を演じたのが古川雄輝だ。彼のスマートで洗練された立ち振る舞いは、海外のファンをも魅了し、新たな「イタキスブーム」を巻き起こした。
このリメイク版を支えた楽曲群も実に個性的だった。Cymbidiumの「アップデート」やSayakaの「=(イコール)」など、ポップでキュートな現代的アプローチが光る。平成版のドラマチックな重厚さとは対照的に、恋する乙女の等身大のトキメキを表現したサウンドスケープが、作品にフレッシュな息吹を吹き込んだ。