平日・週末を問わず、店内は欧米やアジア各国からの旅行者で溢れかえっている。免税手続きのカウンターには絶え間なく列ができ、彼らの手には何足ものオレンジ色のショッピングバッグが握られている。
しかし、このショップの本当の凄みは、目の肥えた国内のコレクターやファッション感度の高い若者層もしっかりと捉え続けている点にある。「海外で流行っているから買われるブランド」ではなく、「東京のストリートで常に最先端であり続けるからこそ、世界中から人が集まる」。この健全な熱量の連鎖が、表参道という激戦区で群を抜く存在感を維持し続ける原動力となっている。