光ミュージアムを象徴するのが、一度見たら忘れられない巨大ピラミッド型の建築デザインだ。マヤのエル・タヒン遺跡やエジプトのピラミッドを想起させる重厚な石積みのフォルムは、単なる鑑賞の器にとどまらず、建造物そのものがひとつの壮大なる芸術作品として成立している。宗教法人崇教真光の理念に基づき建設された背景を持ちながらも、広く一般に開放された学術・文化の開拓地として異彩を放つ。
館内を進むと、古代文明考古学の第一線で研究される超貴重な遺物が、光と影を巧みに計算した照明設計のもとで浮き彫りになる。中米のジャングルに眠っていた巨石彫刻のレプリカや、古代アンデス文明の織物など、人類の知恵と祈りの足跡をたどる展示群は、見る者に深い知的好奇心と歴史のロマンを想起させる。