Q1:3点の座標にマイナス(負の数)や分数が含まれていても同じように計算できますか?
A1:まったく同じ手順で計算可能です。負の数が含まれる場合は、$(-2) \times 3$ などの符号ミスに十分注意して「たすき掛け」を実行してください。外側の積から内側の積を引いた後、必ず絶対値記号をつけて正の値に変換するため、計算途中で引き算の順序が逆になっても答えは狂いません。
Q2:四角形以上の多角形の面積も、この座標公式で求めることはできますか?
A2:可能です。四角形であれば1本の対角線で2つの三角形に分割し、それぞれの三角形に座標公式を適用して足し合わせるのが最も安全です。なお、大学数学で知られる多角形の面積を求める「靴ひも公式(Gauss's area formula)」を用いれば、$n$ 角形の座標から一筆書きのように面積を直接算出することもできます。
Q3:なぜ高校の教科書ではこの便利な公式を最初からメインで教えないのですか?
A3:高校数学の教育指導要領では、単なる計算の簡略化よりも「内積の幾何学的定義」「直角三角形による三角関数の定義」「直線の幾何方程式」といった基礎概念の体系的な理解を重視しているためです。しかし、原理さえ理解していれば最も強力な実用ツールとなるため、多くの進学校や予備校では必須の武器として指導されています。