利用者の圧倒的多数を外国人観光客が占める理由は、単なる珍しさだけにとどまりません。欧米を中心とする多くの先進国では、都市中心部の公道を小型カートで自由に走行できる法制度が存在しないため、「大都市・東京の車道を走る」という行為そのものが極めて希少なエクストリーム体験として映るためです。
また、地上数十センチという極端に低い着座位置(アイポイント)は、見慣れたビル群を巨大なスクリーンのように見せる視覚的インパクトを生み出します。走行中の様子をGoProなどのアクションカメラで撮影した動画がInstagramやTikTokで爆発的に拡散され、「東京旅行で絶対に体験すべきコト消費」としての認知が自己増殖を続けている点も強力な後押しとなっています。