近年のエンターテインメント業界では、妖怪をモチーフにしたホラーコメディの作風が大ブームを巻き起こしている。小芝風花主演で話題を呼んだドラマ『妖怪シェアハウス』では、現代のシェアハウスで人間と同居するキュートな妖怪たちが登場し、視聴者の心を掴んだ。同作に登場する座敷童子もまた、おっとりとした性格と愛らしいビジュアルで作品の清涼剤的な役割を果たした。
また、Netflixのオリジナル配信アニメやNHKの特撮・ドラマ枠でも、座敷童子はたびたび狂言まわしや癒やし系キャラとして引っ張りだこだ。恐怖で視聴者を脅かすのではなく、人間臭い悩みに寄り添いクスッと笑わせる脚本が選ばれる背景には、ストレス社会を生きる現代人が求める「安心感」が存在している。