NHK選挙WEBやYahoo!ニュースといった主要プラットフォームのタイムラインには、秒単位で速報が流れ込んでくる。デジタル上では政策の賛否をめぐり苛烈な書き込みが飛び交うが、筆者が大阪市内の商店街やビジネス街で直に集めた声は、より複雑で切実だ。
「経済が動いている実感はあるが、手取りが増えない」「行政手続きのデジタル化は進んだが、地域コミュニティへの目配りが足りない」といった、数字やテロップには表れにくい生々しい本音。ネット上の選挙速報・政情分析のデータだけでは推し量れない有権者の迷いが、投票直前の動向を不透明にしている。