彼の長髪スタイルが初めて社会現象として爆発したのは、2000年代初頭のテレビドラマシーンに遡る。TBSテレビの金曜ドラマ枠で放送された『池袋ウエストゲートパーク』。主人公・真島誠(マコト)を演じた長瀬智也の無造作なストレートヘアは、当時の若者文化を激震させた。
それまでのメンズヘアスタイルといえば、端正なショートカットや整髪料で固めたスタイルが主流だった。そこに風穴を開けたのが彼のワイルドな佇まいだ。ストリートカルチャーの空気感をそのまま画面に持ち込んだそのヘアスタイルは、一瞬で街中のリスペクトを集める存在となった。