本来、英語の「overdose」は、医薬品や違法薬物を適量を超えて摂取する行為、あるいはその結果生じる中毒症状を指す。近年、日本国内で深刻視されているのが、市販の風邪薬や鎮痛剤を大量に服用する不適切使用だ。
厚生労働省は依存性の高い成分を含む市販薬の販売規制強化に乗り出しており、医療・製薬業界全体でも防止策の策定を急いでいる。オーバードーズ (Overdose) という行為の背景には、孤立感や生きづらさを抱える若者たちの悲鳴が隠されていることが多い。単なる自己責任論ではなく、精神医療や福祉の手をいかに差し伸べるかが社会課題となっている。