一方で、1階後方とは対照的な空間特性を持つのが2階席です。国際フォーラム ホールA 2階席 傾斜 真相を調査すると、一般的な劇場の2階席を遥かに超える急角度(約30度以上の勾配)が設けられていることが分かります。階段を登る際にも手すりに手を添えたくなるほどの傾斜があるため、「足元がすくむ」「高所恐怖症には少々過酷」といった声が上がるのも無理はありません。
しかし、この急傾斜は視覚的には極めて大きなアドバンテージを生み出しています。国際フォーラム ホールA 2階 見え方 評判を現地検証すると、前の観客の頭部が視界を遮ることがほぼ皆無であり、ステージの床面からバックドロップ、照明演出の全容までがパノラマのように視界いっぱいに広がります。2階席の最前列(1列目)は1階席の26〜27列目の真上付近まで張り出しているため、物理的な仰角こそあるものの、1階の最後方列よりもステージまでの直線距離が実質的に短く感じられる逆転現象さえ生じます。
また、国際フォーラム ホールA 音響 ネットの反応に目を向けると、座席エリアによる音像の差異が浮き彫りになります。1階後方席では「頭上の2階フロアが音の抜けを遮り、低音のリバーブがこもって聴こえる」という指摘が散見されるのに対し、天井の高い2階席では「ラインアレイスピーカーからの直接音とホール全体の残響が美しくブレンドされ、クリアに抜けて届く」とオーディオファンやクラシック鑑賞者から好意的な評価が寄せられています。重低音の振動を身体で浴びたい場合は1階、ボーカルの輪郭やオーケストラのアンサンブルを粒立ち良く聴きたい場合は2階席に分があると言えます。