過蓋咬合が「かわいい」と言われる本当の理由と、矯正すべき決定的な判断基準

過蓋咬合が「かわいい」と言われる本当の理由と、矯正すべき決定的な判断基準

過蓋咬合が「かわいい」と言われる本当の理由と、矯正すべき決定的な判断基準の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

過蓋咬合とは、上の前歯が下の前歯に対して垂直方向に深く被さっている状態を指す。正常な噛み合わせでは、上の前歯が下の前歯を1〜3mm程度覆う程度とされているが、過蓋咬合の場合は4mm以上、重症例では下の前歯がほぼ見えなくなるほど深く覆われる。英語では「ディープバイト(Deep Bite)」とも呼ばれる。

見た目の特徴として挙げられるのは主に以下の点だ。口を閉じたとき、下唇が内側に引き込まれるように見える。顎が短く見え、いわゆる「エラが張っていない」すっきりした輪郭になる。また、口元全体がコンパクトにまとまることで、正面から見たときに顔全体が小ぶりに映る。これが「小顔に見える」という視覚的効果の正体だ。歯並びそのものが極端に乱れているわけではないため、素人目には「ただ少し歯が深く噛み合っているだけ」と見過ごされやすい。

なお、過蓋咬合はしばしば出っ歯(上顎前突)と混同されるが、両者は全くの別物だ。出っ歯は上の前歯が水平方向に前方へ突き出している状態であるのに対し、過蓋咬合は垂直方向の深さの問題。見た目では「口元が前に出ているか」「口を閉じたとき下の歯が見えにくいか」という点で判別できる。両者が同時に発現する複合型も存在するため、自己診断には限界がある点は覚えておきたい。

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伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。