大阪ドームに関するネット上の情報には、現場の実態と乖離したいくつかの誤解が存在します。現地でのトラブルを避けるために、以下の盲点を事前に頭に入れておきましょう。
最も深刻なのが、「ジャンプ行為(ジャンピング)の全面禁止令」です。京セラドーム大阪が建設された大阪市西区周辺は、軟弱地盤であるため、満員の観客が一斉にジャンプすると周辺の住宅やビルに震度3相当の強い揺れが伝わるという構造的課題を抱えています。そのため、ドーム側は公式規定としてアーティストや来場者に過度なジャンプを厳しく禁じています。ネット上では「形だけのルール」と軽視する声も散見されますが、違反が繰り返された場合、演出の一時中断や今後の公演禁止措置が取られる極めて厳格なルールです。足を踏み鳴らすステップや上半身でのリズム運動で楽しむのがマナーです。
もう一つの誤解は、「イオンモール大阪ドームシティでの終演後飲食」に関する過信です。ドームに隣接する巨大商業施設は、開演前の時間潰しや買い出しには絶好の拠点ですが、終演後は数万人がフードコートやトイレ、出入口に殺到し、身動きが取れなくなります。終演後の打ち上げや夕食は、ドーム周辺で探すのを諦め、地下鉄でなんば・心斎橋・梅田まで移動してから席を確保するのが圧倒的に賢明です。