SNSや大手レビューサイト、劇場ロビーでのファンのリアルな声を集約すると、望海風斗のステージに対する観客の満足度は極めて高い水準を維持しています。
「宝塚時代は男役としての端正な色気に惚れていたが、退団後の『ムーラン・ルージュ』を観て驚愕した。女性としての情熱や脆さを剥き出しにして歌う姿に鳥肌が立った」(40代・宝塚時代からのファン)
「普段は海外ミュージカルを中心に観ており宝塚には詳しくなかったが、『next to normal』のダイアナ役を観て完全に心を奪われた。感情の振れ幅を歌のトーンひとつで表現できる日本の女優は本当に一握り」(30代・一般ミュージカルファン)
現場取材で見えてくるのは、「観客層の著しい多様化」です。宝塚OGの舞台は往々にして旧来のファンコミュニティに依存しがちですが、望海風斗の客席には純粋な演劇通、クラシック音楽ファン、さらにはドラマをきっかけに訪れた若い世代の姿が目立ちます。チケットの争奪戦は激化の一途をたどっており、ファンクラブ先行抽選でも「落選祭り」が頻発するほどです。現場の声は、彼女がすでに一個の自立したトップアーティストとして世間に広く認知されている現実を雄弁に物語っています。