エコ掃除の代表格としてSNS等で頻繁に拡散される「重曹スプレー」や「お酢・クエン酸」ですが、畳のメンテナンスにおいては大きな落とし穴が存在します。
巷で推奨されがちな畳カビ取り重曹が使えない真相は、重曹が弱アルカリ性の性質を持っていることに起因します。い草に含まれる天然成分はアルカリ性に極めて弱く、接触すると化学反応を起こして黄色や茶褐色の染みへと変色してしまいます。一度変色したい草を元の色合いに戻す術はなく、カビは落ちたとしても畳そのものを台無しにしてしまうのです。
一方、酸性である畳のカビ取りクエン酸お酢の効果と注意点についても冷静な見極めが求められます。お酢には一定の静菌作用があるものの、穀物酢などに含まれるアミノ酸や糖分は、カビやダニにとって格好の栄養源になり得ます。また、室内にお酢特有の刺激臭が数週間にわたって残留するトラブルも頻発しています。揮発性に乏しいクエン酸水も畳内部に湿気を残すリスクがあり、プロの現場では推奨されていません。
畳に発生するカビは、繁殖深度と危険度によって明確に対処法が分かれます。以下の畳の白カビ黒カビ除去方法詳細まとめを参考に、発生しているカビの種類を正しく識別してください。