高校時代の末澤誠也を語る上で外せないのが、その圧倒的なルックスにまつわる逸話だ。当時からファッションへの強いこだわりを持っていた彼は、制服の着こなしひとつをとっても他の生徒とは一線を画していた。休日や私服登校の機会には、すでにストリートブランドや海外のトレンドを取り入れた最先端のスタイルを披露していたという。
圧巻だったのは文化祭での出来事だ。有志によるステージ企画やダンスの発表で彼がステージに立った瞬間、体育館はライブ会場さながらの歓声に包まれた。他校からの女子生徒や後輩たちが一目見ようと集まり、校内は一時騒然となったほどだ。しかし本人は決して気取ることなく、親しい友人たちと無邪気に笑い合うごく普通の高校生として過ごしていた点が、周囲を惹きつけてやまない魅力だった。