後悔を防ぎ、理想の空間をつくり上げるためには、注文前の綿密なプランニングが欠かせません。プロが現場で行っている選定ステップは次の通りです。
生地の組み合わせは、手前に「高遮光生地(1級遮光〜遮光2級)」、窓ガラス側に「遮熱シースルーレース生地」を配置するのがスタンダードです。日中は遮光生地を巻き上げてレースのみにすることで、自然光を取り込みつつ外部からの視線と紫外線をカット。夜間は遮光生地を下ろすことで室内のプライバシーを完全に保護できます。
取り付け方法の判断においては、窓枠の奥行きが12cm未満の場合は無理に枠内天井付け(インセット)を選ばず、窓枠を覆うように取り付ける「正面付け(アウトセット)」を選択するのが賢明です。正面付けにすることで左右や上部からの光漏れ・すきま風を大幅に低減でき、遮光性能を最大限に引き出すことができます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
ライフスタイルや設置環境に応じた向き・不向きの基準を明確にしておきましょう。
▼ ダブルロールスクリーンをおすすめできる人
- 窓まわりをシンプルにまとめ、家具や内装のデザインを引き立たせたい人
- 日中は外の景色や光を取り入れ、夜間はしっかり視線を遮りたい中高層マンション居住者
- 窓枠の奥行きが12cm以上確保されている、または正面付けで壁面に十分な下地がある住宅
- 開閉操作の頻度が朝夕の各1回程度にとどまる腰高窓やスリット窓
▼ 導入に慎重になるべき人(従来のカーテンや調光ロールスクリーンが向いている人)
- 風通しのために窓を頻繁に開け放つ習慣があり、ボトムバーの衝突音が気になる人
- 寝室を完全な真っ暗(暗室レベル)にしたい人(横からの隙間光に過敏な人)
- 出入りが激しいベランダやテラスの掃き出し窓(毎回2枚を最上部まで巻き上げる動作が負担になる)
- 生地を頻繁に丸洗いして清潔を保ちたいアレルギー体質・小さな子どものいる家庭