三線の真骨頂は、楽器を奏でながら自ら歌う「歌三線(うたさんしん)」にあります。しかし、楽器の手元に意識を取られると歌のリズムが乱れ、歌に集中すると右手が止まってしまうという二重の難しさに直面します。
歌三線を成功させるための確実な練習ステップは次の通りです。
1. 工工四を見ずに手が無意識に動くまで三線の旋律だけを練習する
2. 三線を弾かずに、手拍子を打ちながら歌詞を完璧に歌えるようにする
3. 歌詞のどの文字(母音)で三線の弦を弾くのか、工工四にチェックを書き込む
4. サビのワンフレーズ(「イーヤーサーサー」の合いの手など)から部分的に合わせる
BEGINのボーカル・比嘉栄昇氏のような大らかで芯のある歌い方を意識し、喉を締め付けずお腹から息を送り出す発声を心がけることで、三線の豊かな倍音と歌声が綺麗に調和します。