高2の11月進研模試は、多くの受験生が「点数が一気に下がった」とショックを受ける最初の関門です。高校受験を突破した直後の高1時や、基礎固め中心だった高2・7月模試と比較して、問題の抽象度と計算量が跳ね上がります。
教育現場の集計データや過去の公式結果を分析すると、高2・11月模試の全体平均点は概ね英語:34〜38点、数学:32〜36点、国語:38〜42点と、各科目とも100点満点中35点前後に落ち込みます。3教科総合の平均点も105点〜115点程度にとどまるのが通例です。
平均点がここまで沈む理由は明快です。高2・11月模試では、高1までの「公式を当てはめれば解ける問題」が姿を消し、複数の単元を融合した論理的思考力を問う問題が急増するからです。得点率50%(半分)を確保するだけで偏差値60に到達できるという現実は、基礎を確実に固めた受験生にとって極めて有利な構造と言えます。