Q1:芸能人に多いセラミック矯正は何年くらい持ちますか?後悔する人が多いのはなぜ?
A1:セラミックの人工歯自体の耐用年数は一般的に10〜15年程度ですが、土台となる天然歯の寿命を大きく縮めるリスクがあります。神経を抜いた歯は血液供給が断たれて脆くなり、根尖病巣(根の先の膿)や歯根破折を起こしやすくなります。5〜10年後に歯茎の退縮や虫歯の再発によって再治療が必要になった際、抜歯に至るケースが多いことが後悔の最大の理由です。
Q2:抜歯矯正で「老けた」「人中が伸びた」と感じた場合、元に戻すやり直しは可能ですか?
A2:一度下げた前歯を再び前方に押し出すリカバリー矯正は技術的に極めて困難ですが、部分的な改善は可能です。再度のワイヤー矯正で歯列弓を広げたり、奥歯の噛み合わせ高径を上げて下顔面のバランスを整える手法が取られます。また、失われたボリュームを補うためにヒアルロン酸注入や人中短縮術を検討するケースもありますが、外科処置には新たなリスクを伴うため専門医との慎重な協議が不可欠です。
Q3:矯正のやり直し費用は健康保険が適用されますか?
A3:審美目的で行われた矯正治療の後遺症ややり直し治療は、原則として自由診療(全額自己負担)となります。顎変形症や指定された先天性疾患に起因する場合を除き、保険適用外です。再治療は初回よりも骨や歯根の状態がシビアであるため、費用は100万〜200万円以上、難症例では300万円を超えるケースも珍しくありません。