数年前の運営会社の破綻劇は、業界全体に冷や水を浴びせた。しかし、そこからのV字回復は目覚ましい。完全に淘汰されると思われたシェアオフィスだが、ふたを開けてみれば需要はむしろ尖鋭化している。週3日出社、週2日リモートというハイブリッドワークが定着した結果、企業は固定費としての自社ビルを手放し、機動性の高いスペースを求めているのだ。
特に新宿エリアは、中央線や小田急線、京王線など多方面からのアクセスが抜群に良い。神奈川や多摩地区に住む社員が集まる「ハブ」として、これ以上ない立地と言える。無駄な通勤時間を削りつつ、集まる時は一気に集まる。そんなメリハリのある働き方に、今のシステムがピタリとハマっている。