編集部がSNSや知恵袋、料理コミュニティにおけるリアルな調理実態を調査したところ、「関西風お雑煮に初めて挑戦したが失敗した」という声には共通する3つのパターンが存在することが判明しました。
落とし穴1:一般的な合わせ味噌と同量で計量して「塩辛くなる」
最も多い失敗が、白味噌の特性を把握せず、普段使いの味噌と同じ感覚で調理してしまうケースです。一般的な信州味噌や合わせ味噌は塩分が10〜13%程度ありますが、お雑煮用の西京白味噌は塩分が5%前後と半分以下です。逆に、白味噌を使うべきところで普段の味噌を同量(400mlに80g)入れてしまい、「塩辛くて飲めない」という悲劇が起きています。必ず「西京白味噌」と明記された専用の味噌を使用してください。
落とし穴2:丸餅をトースターでこんがり焼いてしまう
関東出身者や焼き餅に慣れている方が陥りがちなのが、「香ばしさを求めてトースターで焦げ目をつけてしまう」ミスです。すまし汁であれば焼き目の香ばしさがアクセントになりますが、シルキーで上品な白味噌仕立てに焦げ目の苦味が加わると、繊細な麹の風味と喧嘩してしまいます。関西風の真髄を味わうなら、「焦がさず、柔らかく茹でる」のが鉄則です。
落とし穴3:だしに強い煮干しや粉末だしを使ってしまう
時短のために煮干しだしや風味の強い粉末和風だしを使用すると、だしの魚臭さや塩分が前面に出てしまい、白味噌の優雅な甘みが台無しになります。白味噌のお雑煮には、澄んだ昆布だしを使用するか、市販品であれば「昆布主体の無添加だしパック」を静かに煮出して使うのが成功の近道です。