道の駅村田を語る上で欠かせないのが、施設内の食事処「レストラン城山」で提供される郷土色豊かなランチメニューです。なかでも不動の看板商品となっているのが「そら豆うどん」です。粉末状に加工した地元産そら豆を丁寧に練り込んだ麺は、目を見張るほど鮮やかな若草色を帯びています。
実際に口へ運ぶと、青臭さは極限まで抑えられており、噛みしめるほどにそら豆本来の素朴な甘みとほのかな香ばしさが鼻腔を抜けます。宮城県産小麦のコシと、滑らかな喉越しが両立されており、出汁の効いた関西風の上品なつゆとの相性も計算し尽くされています。天ぷら付きのセットは税込1,000円〜1,200円前後の価格帯で提供されており、観光地のランチとしては極めて良心的なコストパフォーマンスです。
食後のデザートとして注文が途切れないのが、テイクアウトコーナーの「そら豆ソフトクリーム」(税込約350円〜400円)です。一口目には濃厚なミルクの風味が広がり、追ってそら豆のまろやかなコクが顔を出します。緑色系のソフトクリームにありがちな人工的な香料感はなく、和菓子の餡に近い落ち着いた後味が特徴的です。SNS上のレビューでも「ずんだとは一味違う大人向けの香ばしさ」と評され、季節を問わず売れ筋上位を維持しています。