当時17歳だった小宮有紗が挑んだのは、単なる「可愛いヒロイン」ではなかった。相棒のバディロイドであるウサダ・レタスとのコミカルな掛け合いの裏で、過酷な宿命を背負った戦士としての強さが求められた。毎週のように繰り返される爆破シーンや、ワイヤーアクション。スタントに頼り切るのではなく、自ら体を動かして役を掴み取っていくプロセスは、まだ若い彼女にとって過酷そのものだったはずだ。
しかし、彼女は逃げなかった。現場のスタッフや先輩キャストたちに囲まれながら、日々成長していく姿は、劇中のヨーコの成長と見事にシンクロしていた。このリアルな成長ドキュメンタリーこそが、視聴者を惹きつけた最大の要因だろう。