シソンヌの真骨頂を体感する上で避けて通れないのが、フランス語の数字をタイトルに冠した「シソンヌライブ」シリーズ(『[une]』から続くナンバリング公演)です。演劇の聖地と呼ばれる下北沢・本多劇場などで開催される本公演は、単独ライブチケットの抽選倍率が極めて高く、プラチナチケット化しています。
劇場を訪れた観客やSNS上のレビューを検証すると、共通して挙げられるのは「お笑いを見に来たはずなのに、良質な短編舞台を観劇した後のような心地よい余韻が残る」という感想です。シソンヌネタ一覧の中でも名作として語り継がれる「野村くん」や「川上くん」、哀愁漂う中年男性の日常を描いたコント群は、笑わせるだけでなく登場人物の人生の奥行きまで感じさせます。
大手チケット流通やファンコミュニティの報告によると、一般発売の開始数分で全日程がソールドアウトすることも珍しくなく、配信チケットの売上高でも吉本興業内でトップクラスの数字を記録し続けています。