SNSやネット上のコミュニティ(X、ファンアート投稿サイト、知恵袋など)において、二口堅治は常に「リアルにモテる男」「作中屈指のイケメン」として熱狂的な支持を集めています。その人気の理由は、単に整ったビジュアル(涼やかな目元と特徴的なセンターパートの髪型)だけに留まりません。
ファンの声をつぶさに検証していくと、評価の本質は「軽薄に見えて誰よりも泥臭く、実直にバレーボールと向き合っている二面性」にあることが浮き彫りになります。
普段は皮肉屋で飄々としていながら、コートに立てばブロックのタイミングを一歩も譲らず、味方のレシーブの乱れを体を張ってフォローする。どれほど劣勢に立たされても「うちの鉄壁は絶対に崩れない」という自負を誰よりも強く持ち続けている。このギャップに心を撃ち抜かれる読者が後を絶ちません。
また、寡黙で感情表現が不器用な青根高伸との「以心伝心」のコミュニケーションも、二口の人間的魅力を引き立てています。言葉を交わさずとも目線の合図だけでブロックのコースを限定し合い、日向翔陽に強烈な一撃を浴びせられた際には青根の肩を無言で叩いて前を向かせる。口先だけの軽薄男とは対極にある、言葉を超えた戦友としての信頼関係が、読者の胸を打つのです。