平日・休日を問わず、朝7時00分から8時30分にかけての東京ディズニーシー・メインエントランス前は、特有の緊張感に包まれます。SNSやネット上のコミュニティでは、「ノースゲート側のロッカーが全滅していた」「特大サイズを探してサウス側へ走ったが、すでに赤ランプ(使用中)だった」という切迫した投稿が連日確認されています。
現場取材で見えてきたのは、「開園待ち列に並ぶ前にロッカーへ寄るか、並んでから代表者が預けに行くか」というゲストの判断の分かれ目です。以前、開園待ちの最前列付近で取材に応じた関西在住の20代女性グループは次のような体験を語っていました。
「午前7時15分にリゾートラインを降りて真っ先にサウス側のロッカーに向かいましたが、すでに特大サイズは数個しか残っていませんでした。小銭が足りず両替機を探しているわずか数十秒の間に、隣にいた家族連れに最後のボックスを使われてしまい、結局バスターミナル奥の別区画まで走る羽目になりました。あの数分のロスで、手荷物検査の列が数十メートルも伸びてしまった苦い経験があります」
このように、大型ロッカーの残数は朝の数分間で劇的に変動します。現地での観察データを総合すると、晴天日の土日祝日におけるパーク外特大・超大型ロッカーの充足率は午前7時45分の段階で85%を突破し、通常開園時刻を迎える前にほぼ100%の満室状態に達することが確認されています。