八戸名物「うちわ餅」はなぜ人気?萬栄堂のリアルな評判とお取り寄せの真相

八戸名物「うちわ餅」はなぜ人気?萬栄堂のリアルな評判とお取り寄せの真相

八戸名物「うちわ餅」はなぜ人気?萬栄堂のリアルな評判とお取り寄せの真相についての真相をご紹介します。

うちわ餅に関して、ネット上で散見される代表的な誤解が「単なるみたらし団子の黒胡麻バージョンではないか」という認識です。しかし、これは構造的な見落としを含んでいます。

通常のみたらし団子は葛粉や片栗粉でタレにとろみをつけますが、正統な八戸のうちわ餅の黒ごまだれは、すり潰した黒胡麻自体の濃厚な油分と繊維質をベースに煮詰めて粘度を出しています。さらに、餅を平たく伸ばすことで、直火に当たる表面積を増やし、タレが均一に絡む黄金比率を生み出しているのです。

本場の味を家庭で手軽に体験したい読者のために、プロの調合比率を応用した基本の作り方レシピを公開します。

【うちわ餅の基本材料(約4〜5本分)】
・上新粉:150g(または上新粉120g+白玉粉30gでもっちり感を強化)
・ぬるま湯:約130ml〜140ml
・平竹串:4〜5本
・[秘伝黒ごまだれ]黒すり胡麻:大さじ4、黒練り胡麻:大さじ1、濃口醤油:大さじ2、三温糖(または上白糖):大さじ4、みりん:大さじ1、出汁(または水):大さじ2

【調理手順のポイント】
1. ボウルに粉類を入れ、ぬるま湯を少しずつ加えながら耳たぶの硬さに練り上げます。
2. 生地を平たい楕円形(うちわ型)に成形し、蒸し器で強火約15分間蒸し上げます。
3. 粗熱が取れたら竹串を打ち、魚焼きグリルやフライパンで両面に薄い焦げ目がつくまで素焼きにします。
4. 小鍋で調味料を弱火にかけ、砂糖が完全に溶けて照りが出るまで練り上げた黒ごまだれを、熱々の餅に両面たっぷりと刷毛で塗り重ねます。

家庭で作る際も、タレを塗ってから時間を置かずに熱いうちに食すことが、唯一にして最大の秘訣です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。