日本眼科医会や関連学会の調査データによると、コンタクトレンズによる眼障害の受診患者のうち、カラコン装用者が占める割合は高い水準で推移しています。特に10代から20代前半の若年層におけるトラブルが顕著です。
SNSやネット上のコミュニティに寄せられる実際の体験談を検証すると、共通する危険な装用行動が浮き彫りになります。
「朝から深夜まで外さずに16時間以上つけっぱなしにしていたら、外すときに激痛が走り角膜が剥がれた」「使い捨ての1dayレンズを水道水で洗って2〜3日使い回していたら、目が腫れ上がり激痛で眠れなくなった」といった生々しい告白が多数見受けられます。
眼科医の臨床現場でも、「痛みを感じた時点で市販の目薬だけで誤魔化し、受診が遅れたことで角膜に白い濁り(混濁)が残ってしまった」という症例が後を絶ちません。トラブルの多くはレンズ自体の不具合というより、カラコンの装着時間を守らないリスクへの無理解や、誤った衛生管理から引き起こされています。