多くのビジネスパーソンが無意識に行っている「う・え(2打鍵)+変換キー」という入力手順。作業工学やタイピング効率の研究データによると、一般的なオフィスワーカーは1日に平均約45回〜60回の矢印記号を入力しています。この1回ごとの変換操作に2秒かかっているとすれば、年間で約8〜10時間を「矢印を探して変換する時間」だけに浪費している計算になります。
まずマスターしたいのが、キーボードから手を離さずに実行できる右矢印左矢印最速入力の技術です。日本語入力システム(MS-IME、Google日本語入力、ATOK、Mac日本語IM)には、記号の組み合わせを自動補正するアルゴリズムが組み込まれています。
代表的な最短アプローチが「ハイフン+不等号」の組み合わせです。半角または全角で「->」と入力して変換キー(またはスペースキー)を押すだけで、即座に「→」へ変換されます。同様に「<-」は「←」、「=>」や「<=」は「⇒」「⇐」へとダイレクトに変換候補の先頭へ現れます。指をホームポジションから大きく動かす必要がなく、手首への負担も最小限に抑えられます。