ベトナムの駐輪・駐車場は、日本のように完全無人のフラップ式やゲート式ばかりではありません。人海戦術とデジタル管理が融合した独特のオペレーションが行われています。
バイク駐輪場(bãi giữ xe máy)の利用手順
- 進入と減速:駐輪場の入口で警備員に合図し、徐行で進入します。ヘッドライトを消灯するのが現地のマナーとされている場所もあります。
- チケットの受領またはICカードのタッチ:
- 有人・手書き型:ナンバープレートの下2〜4桁をチョークで車体に直接書き込まれ、同じ番号が書かれた紙のチケット(Vé xe)を手渡されます。
- デジタルカメラ・ICカード型:入口のカメラでナンバープレートと運転者の顔を自動撮影され、ICカードを渡されます。
- 指定場所への駐車:警備員の誘導に従って隙間なく詰めて駐車します。ハンドルロックをかけないよう指示されるケースが多いため注意が必要です(奥の車両を出すために警備員が手動でバイクを移動させるため)。
- 出庫と照合:出口でチケットを返却、またはICカードをリーダーにタッチします。手書きの場合は車体のチョーク文字とチケット番号が照合され、ICカード型は入庫時の撮影画像と現在のカメラ映像のナンバープレートが一致しているか画面で瞬時に判定されます。
- 料金の支払い:提示された金額を現金またはQRコード決済(VietQRなど)で支払い、出庫します。
自動車(Ô tô)の駐車場探しとスマートパーキング
ハノイやホーチミンの中心部では、急増する自家用車に対して駐車場が圧倒的に不足しています。Vincom Centerなどの大型複合商業施設やオフィスタワーの地下駐車場(Tầng hầm)を利用するのが最も安全で確実です。
路上パーキング枠を利用する場合、ホーチミン1区などでは「MyParking」などの公式スマートフォンアプリを通じた事前予約とキャッシュレス決済が標準化されています。アプリ未登録のまま駐車枠に停めると、即座に取り締まり対象となるため注意が必要です。