オーディションに合格した後に待っているのは、名門事務所が誇る過酷な練習生制度だ。例えばSMエンターテインメントでは、ボーカル、ダンス、語学、さらにはメディアトレーニングに至るまで、分単位で細分化された洗練されたカリキュラムが用意されている。月末評価と呼ばれる定期テストで成果が出せなければ、容赦なく契約が解除される極限状態が日常だ。
練習生として残れる期間にも限界があり、事務所側は常にデビュー組の年齢バランスやグループコンセプトとの整合性を計算している。単に努力を重ねるだけでなく、周囲の練習生と相乗効果を生み出せるか、チームの調和を乱さずに個性を際立たせることができるかという協調性と自己プロデュース力が厳しく試される。