逮捕後の取り調べや公判記録において、金川真大が供述した土浦連続殺傷事件の動機は、世間に強い衝撃と怒りを与えました。金川は捜査官に対し、「誰でもいいから人を殺したかった」「自殺するのは痛くて怖いから、人を殺して死刑になって国家に殺してもらおうと思った」と平然と語り、自らの命を絶つ手段として無関係な市民の命を奪う「拡大自殺」を明確に認めたのです。
金川の生い立ちを紐解くと、小中学校時代は目立たない性格で、高校中退後は定職に就かず、自宅の自室に引きこもってテレビゲームに没頭する生活を送っていました。公判で明かされた精神鑑定書や手記によると、金川は「自分は勝ち組か負け組かで言えば負け組」「生きている価値がないが、痛い思いをして死ぬのは嫌だ」「ゲームのようにノルマを達成して死刑になりたい」という極度に歪んだ自己中心的な論理を構築していました。
当時の報道や法廷傍聴記録によれば、金川は被害者や遺族に対する謝罪の言葉を一切口にせず、「もっと多くの人を殺したかった」「ゲーム感覚で刺した」と法廷でもうそぶくなど、徹底して反省の態度を見せませんでした。公の場で見せた冷淡な態度は、遺族のみならず裁判に関わった全ての関係者に深い憤りと絶望感を抱かせました。