実験としての分離現象とは別に、飲料文化として親しまれているのが、混ぜてすぐに飲む「ミルクコーラ(牛乳コーラ)」です。SNSやレビューコミュニティにおけるリアルな声を抽出・分析すると、評価は明確に二分されています。
肯定派の意見として最も多いのが、「カルピスソーダやスコールのような乳性炭酸飲料に近い味わいでクセになる」「コーラフロートのアイスが溶け切った濃厚な美味しさ」という声です。コーラの刺激的な炭酸とシャープな酸味が牛乳の乳脂肪分によって包み込まれ、驚くほどまろやかなデザートドリンクへと昇華します。アメリカのダイナー文化やインドの伝統的な「ドゥード・ソーダ(Doodh Soda)」など、世界各地でも長年親しまれてきた確かな実績があります。
一方で「まずい」と低評価を下すユーザーの共通点は、「注いだ後に放置して中途半端に分離したものを飲んでしまった」「牛乳の比率が高すぎてコーラの爽快感が失われた」という点に集中しています。時間が経って分離したモロモロのタンパク質は舌触りが悪く、見た目のグロテスクさも相まって強い不快感を生んでしまいます。