ネット上の掲示板やSNSでは、閉鎖当初「運営会社が夜逃げ倒産したのではないか」「預託金が一切返還されずに踏み倒されたのではないか」といったセンセーショナルな風評が散見されました。しかし、これらは明らかな誤解です。
登記記録および会員向け通知資料を確認すると、同コースの営業終了は裁判所を介した破産申し立てではなく、会社都合による事業部門の閉鎖という適法手続きに沿って進められました。在籍していた会員に対しては、以下の選択肢が提示されています。
- グループ内旗艦コースへの会員権移行:「オリムピックナショナルゴルフクラブ」をはじめとする系列コースへのプレー権振替優遇措置。
- 預託金の償還・清算手続き:規定の会則および営業終了合意書に基づいた段階的な清算処理。
突然のホームコース喪失に落胆したメンバーが多かったことは事実ですが、ゴルフ場事業そのものを完全放り出したわけではなく、グループ内の資本再配分として処理されたのが実態です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
レイクつぶらだコースの事例から、現代のゴルファーが会員権取得やホームコース選びを行う際のリスクヘッジ基準が見えてきます。
【ゴルフ会員権の購入で慎重になるべき条件】
- 極端な山岳・狭小丘陵コース:維持補修費用(土砂崩落防止、排水工事)が平地コースの数倍かかり、経営悪化時に維持不能に陥るリスクが高い。
- 単独経営かつ資本規模が小さいコース:再編の体力がなく、資金ショートによる唐突な私的整理・閉鎖に巻き込まれやすい。
- シニア層に不向きな過酷なレイアウト:高齢化が進む国内ゴルフ市場において、足腰に負担のかかるコースは長期的なメンバー定着率が低下する。
【安心して選べるコースの条件】
- 母体が複数コースを広域展開している大手グループ:仮に1コースが統廃合されても、系列コースへの移行権利が担保されやすい。
- フラッグシップとして大規模投資が行われているメガコース:36〜45ホール規模を持ち、トーナメント開催やクラブハウス刷新を行っている施設は撤退リスクが極めて低い。