杉咲花さんのそばかすがエンタメシーンで決定的な賛辞を集めた契機といえば、やはりドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』での川内ミヤビ役です。記憶障害を抱えながら、懸命に日々のオペや患者と向き合う脳外科医という難役に挑んだ彼女は、ほぼ素肌に近い極薄のベースメイクでカメラの前に立ちました。
照明やハイビジョンカメラの進化によって、肌の微細な凹凸まで鮮明に映し出される現代のテレビ放送。その中で、あえてカバー力を求めず、光を反射するみずみずしい素肌の上に広がる自然なそばかすは、視聴者に強烈な生命感と説得力を与えました。「朝起きて、必死に一日を生きる医師の生活感がそのまま伝わってくる」「作り込まれたお人形ではない、血の通った人間を感じる」と、SNSを中心に熱い称賛が巻き起こったのです。